算数のテスト [発達障害 の定義]
私が国語のテストを受けると漢字の書き取りだけ出来ない事を書きました。
算数のテストもおんなじで、テストの一番始めにある計算問題で必ず間違いました。
当時は「どーしてアンタは、うっかり間違いばかりするの。もう一度見返しなさい」といつも言われて
いました。
しかし満足に見返す事もありません。見返して間違いを見つけ出せた覚えもありません。
間違いを見つけ出せた覚えが無いという事は、どんなに注意されても見返した事がなかったと
言う事だったのでしょうか。
まあ、とにかくうっかり間違いが減る事は無く、60を過ぎた今でも全然変わっていません。
テストは大好きでした。出来るか出来ないか程よい程度の問題ばかりだし、それに挑んで答えが
必ず出るので最高のゲームだったし、喜びでもありました。
一方、計算問題は本当にばかばかしい。時間を使うだけで、やれば誰でも出来る問題をやることを
納得できません。
だから、テストは誰もが出来ない問題。つまり一番後ろの文章問題から始めてました。
文章問題は面白くってしょうがありませんでした。大体テストの類いはみんな面白く毎日毎時間
テストでも構わないぐらいです。
テストは解ける事が喜びだったんでしょう。だから、解く以前に解ける事がすでに決まっている
計算問題は大嫌い。
テストで100点取る事にも意味を見出せません。ミスを無くそうとか次は絶対100点取ろうとか思わない
と言うか、100点満点に対するモチベーションが正常な人の子供に比べ極端に低かったの様な気がします。
テストを純粋に解く喜びは、中学になり得点を求められ始めてから、急に萎えました。
さらに英語が病的に出来なくて、転校も重なり成績はどんどん落ちました。
中学卒業時はなんとか函館ラサールを受験する程度の学力でした。もちろん落第です。
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