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恐ろしいミスリード [発達障害 の定義]

久しぶりに「発達障害」関連でビックリする様なネットニュースを発見しました。
それは以下の文章

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発達障害とは障害名ではなく、
自閉症スペクトラム・注意欠陥/多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)の
3つの障害の特性を持ったグループの総称です。

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この手の記事は、一見正しく見えて、事実と全く違う事と平然と言い切り、雰囲気作りに
終始するところに特徴があります。





ではドコに問題があるのでしょう。

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発達障害とは診断名ではなく → これは正しい表現でICD10でも診断名にはありません。
自閉症スペクトラム・注意欠陥/多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)の 
              → これも正しくICD10での診断名を羅列しているだけです。



3つの障害の特性を持ったグループの総称です。 →
この部分が明確なミスリードの部分になります。


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先ずADHDは医学の診断基準上(ICD10)行動・情緒障害に含まれここで言う「発達障害」
つまり、医学的診断基準 ICD10 F80-F89 心理的発達の障害 とは別のカテゴリーです。

さらに、ADHDと自閉症の併存については1割という報告もあります。




ですから、3つの障害の特性を持ったグループの総称というのがミスリードといえるのです。





この様な記述を無意識に書いてしまうコペルと言う会社には、以前自閉症は10人に一人という
記事を配信した東洋経済と同様疑念を抱かずにはいられません。






確かにこの主張は、ごく一部数人の日本人医師が主張しているようですが、
これに反論する精神科医も多数存在し、証明も未熟で医学界ではまだ認められておらず、
当然診断基準(ICD10)にも反映されていません。





私が知るところ、自閉症の三つ組の障害が、
20年前辺りから「三つの障害 LD・ADHD・アスペルガー」にすり替わり始め
杉山登志朗医師のグループがそれを図示した頃から話がややこしくなっているようです。

杉山登志朗医師はどの様な人物かと言うと、私の事を偽アスペと指摘した医師であり、
その指摘の方法も何を根拠に主張されているか不明で、その他の主張も根拠が不明又は希薄なのが
特徴の方です。

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杉山医師だけではなく、根拠を一切示してくれない辻井正次という自閉症の研究者もおり、
その根拠が全く示されない主張については後日別の機会に紹介したいと思います。



【自閉症テレビ19】消せない怒り自閉症


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