スリ変えの節目 [発達障害 の定義]
自閉症、発達障害、スペクトラム症候群、カナー型、アスペルガー障害、
広汎性発達障害、自閉スペクトラム症、アスペルガー症候群、
自閉症スペクトル。
言葉で書いてしまうと何となく分かった気になってしまうが、
自閉症については未だ殆ど分かっていない。
発達障害も、日本の文科省が扱う発達障害と、真剣に医療に取り組んでいる医者、
精神科医専門医の言う発達障害は違う。
つまり、定義そのものが日本だけの特別なローカルルールで、
やたら曖昧なモノを一緒くたにしているのが発達障害。
詳しくは後に述べるが、とにかく商売や、組織化や、選挙の応援をお願いするには、
該当者は多く、誰もが発達障害な方が都合が良い。
そんな形で、2000年からある組織を中心に熱心に運動(活動)されてきた。
1991年にウタフリスの画期的な論文が発表され、今まで未知の領域だった自閉症が、
論理的且つ医学的に定義出来る様になり、
私たち当事者も驚きを持ってその研究がさらに進む事を期待していたが、
またたく間に当初アスペルガー症候群を示していた発達障害は、
何でもかんでも発達障害にスリ変わった。
言葉の意味する所が変われば本質も変わる。
1997年酒鬼薔薇聖徒が事件を起こし、アスペルガー症候群が注目されたが、
その注目が何故か自閉症の解明には向かわず何でもかんでも発達障害に代わる。
先行して2000年図ったようにニキリンコと言う偽自閉症が登場。
NHK教育テレビ他で取り上げられ、自閉症はさらに偽情報の方が多くなり、
自閉症の研究は2000年から見事に全く進まなかったのである。
そして、今年2017年またNHKは懲りずに発達障害のキャンペーン放映をするそうだ。
そう言えばそろそろ選挙の声がする。
選挙の憶測が出ると必ず発達障害の記事が大量に流される。
妙な関係だ。
【自閉症テレビ24】社会性豊かなASD
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