ニキリンコって知ってますか? [ニキリンコさん知っていますか?]
1997年酒鬼薔薇聖徒が事件を起こし、
アスペルガー症候群と言う言葉がマスコミに登場しました。
しかし、連日大騒ぎしたマスコミワイドショーでもほとんど取り上げられず、
詳細の解説も無くただ単独にアスペルガー症候群による重大犯罪とされただけです。
1999年の自自公小渕政権誕生前後。
一体だれの発案なのか、一人のニセ障害者が誕生しました。
その人は、
1.高機能自閉症である。
2.診断済みである。
3.米国の自閉症が集まるキャンプにも参加した。(このキャンプは一度で終わり)
4.大学を8年掛けて行き、合わないと分かり別の大学で8年掛けて卒業した。
4.英語が出来る事に気づき翻訳家になった。
5.翻訳書は花風社及びWAVE出版から出版した。
6.他人とのコミュニケーションは対面でもパソコンを通じて行う。
と言うキャラクターでした。
1999年自自公小渕政権が誕生し、坂口厚生大臣が就任しました。
その作られたキャラクターニキリンコは、メディアミックス路線で一気に花開きます。
2000年10月 先ず週刊誌 週刊女性 10月17日号 新シリーズ人間 No.39
7ページに渡る誌面の割き方を見ても力の入れ具合がよく分かります。
2000年10月10日 祝日 火曜日 午後7:30分~ NHK教育テレビ にんげんゆうゆう
祝日の午後7:30分~ これ以上無い好条件です。
番組では先行発売した翻訳本。花風社から出版したモノと、
花風社が編集WAVE出版(創価学会100%出資子会社)に持ち込み出版、
大ヒットした「片付けられない女たち」を画面に登場させ紹介しています。
花風社より次々著作を出版。専門家と対談し自閉症の心をいとも簡単に解説し続け、
その分かり易さで多くの親を引きつけ、療育関係者、医者までも参考にしました。
NHKで再放送すればイイのに。
非常に貴重で素晴らしい能力を持ち、世界的に羽ばたこうかと思われた高機能自閉症の
その人こそが ニキリンコ と言う人だったのです。
自閉症、自閉症スペクトル、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラム、発達障害等の
情報がかなり浸透して来た今では、誰も信じない荒唐無稽な話ですが、
当時は、日本中がニキリンコ一色。
ネット上は全てニキリンコ礼賛記事一色、新聞各社医者までもニキリンコを診断済み当事者として
扱い、日本自閉症協会では会報いとしごに、ニキリンコの気持ちを連載しています。
ニキリンコの登場と共に、療育教室も日本各地に登場し、皆ニキリンコの気持ちを
自閉症児の気持ちと理解し療育に励んでいました。
日本にそんな熱狂の時代があったのです。 そしてその中心にはいつもニキリンコが居ました。
そして、この見事に花開いたメディアミックス路線には、多くの人が次々関わってきますが、
アスペエルデの会の辻井正次氏も大変早くから関わっていたのです。
Amazonから転載
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【自閉症テレビ28】自閉症ファンタジー
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