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よみかきそろばん [発達障害 の定義]

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日本は江戸時代の長い太平に多くの文化が根付いた。






その一つが「読み書きそろばん」。






士農工商と言われた中で、都市生活者でもあった商人には絶対必要だった「読み書きそろばん」。






都市部で、読み書きそろばんが出来ないと、寺子屋など無い地区の農家を揶揄して「山だし」、
それ以外なら「馬鹿」と言われた。






それでも、出来ないなら出来ない無りの仕事もあったし、生活も出来た様だ。






寺子屋文化は今も続き「読み書きそろばん」信仰は強烈で、故に日本での識字率は98%?を誇る。






一方、日本以外の国は読み書きそろばんを信仰していないから、識字率も上がらない。
そして、明確に出来ない人が居る事を認識しているから、
LD(学習障害)として医学的な見地からも教育学上の問題としても理解が進み、それなりの対処も
されている。






日本では尺八、それが欧米ではクラリネット。欧米人は使えるモノなら何でも使う。役に立つなら
どんな道具でも使うが、日本人はひたすら竹のまま利用しそれを使いこなす事を良しとしている。






だからポケット電卓が出ても使わせないし、タブレットがあるのに使わせない。    理由は簡単。


電卓が無い時困るでしょ?
タブレットの電池が切れたらどうするの?






それは当事者本人が、その時何とか解決策を見つけ出せば良いだけで、教師の問題じゃ無い
むしろ、解決策を見つけ出す能力を身につける事の方が大切だ。






いろいろ突き詰めて考えると、何も物資が無い、第二次世界大戦の南方の戦場に降り立った時、
暗算が出来なければ方位も計算出来ないし、集合時間を逆算する事も、必要な砲弾の数さえ言えない。
一兵卒として役に立てないだろう、と言う思想が未だに尾を引いている様に思える。






日本の学校では、職業戦士なのか、便利な工員なのか、安上がりで便利な店員を作るための教育を
今でもしているんだな。






と60を過ぎた私は考えている。



【自閉症テレビ23】支援級全員ASD


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